不動産管理ソフトといえば賃貸を管理するソフトをイメージがありますが、今回は不動産売買にフォーカスを当てて、売買管理におすすめのソフトをご紹介していこうと思います。
賃貸管理ソフトと売買管理ソフトの違い
賃貸管理ソフトの主な機能は入居者・退去者の管理だったり、家賃の入金管理になります。それに比べて売買管理ソフトは集客や営業支援、仲介会社への情報発信といった機能が備えられています。
簡単に言うと人を管理するのが賃貸管理ソフトで建物を管理するのが売買管理ソフト、といったところでしょうか。
これをふまえた上で私がおすすめする売買管理ソフトを探してみてください!
売買名人(ダンゴネット)
売買名人は株式会社ダンゴネットが提供している売買管理に特化したソフトです。
主に顧客情報や物件情報の管理・営業支援の機能を搭載しており、
営業支援の機能には顧客対応履歴をメモ感覚で登録できるので、打ち合わせ日などを簡単に入力することができます。入力したキーワードから検索もでき、欲しい情報がすぐに引き出せます。
価格:158,000円 ※1台あたり
売買革命(日本情報クリエイト)
売買革命は日本情報クエリエイトが提供する売買管理ソフトです。
売買革命は
「集客を増やす」
「成約率を高める」
「営業効率を高める」
「広告投資効果を高める」
この4つに重点をおいてサービスを提供しています。
特に広告効果の自動集計機能は円グラフ・棒グラフ・折れ線グラフで表示してくれるので、直感的に分かりやすいです。
売買革命はパソコンに不慣れな方も操作しやすいシンプルなデザインです。物件の画像もドラックアンドドロップで登録することができ、手間がかかりません。
物件情報も1クリックだけでポータルサイトに送信できるので1つ1つ物件情報を入力する必要がありません。
さらに物件の周辺施設を自動でリスト化し、小学校やコンビニ・飲食店を表示してくれる「周辺施設自動候補機能」はお客様との成約率を高めてくれることでしょう。
クラウドサービスだから、いつどこでも使える点も嬉しいですね。
i-DN(ビジュアルリサーチ)
i-DNはビジュアルリサーチが提供する不動産仲介業務に関わるすべてをカバーした売買業務支援システムです。
i-DNは台帳管理機能で売主・買主の顧客データと物件情報を管理し、営業管理機能で営業担当者やトラブル・クレーム処理などを入力してデータを一元管理することができます。そのデータを元に広告を作成したり、見込みの高いお客様とマッチングを行うことが可能です。
ポータルサイトとの連動機能もあり、物件を選んで掲載したいサイトにチェックを入れるだけで入稿が可能になります。
契約書類出力機能では
申込書・資金計画書・契約のご案内・手付金領収書・重要事項説明書・契約書・借地説明書・添付説明書
一般媒介契約書・専任媒介契約書・専属専任契約書・専任媒介契約約款・専属専任媒介契約約款
といった書類を作成(出力)することができます。
ESいい物件One売買
ESいい物件One売買は価格こそ高いものの、レインズの事例データ取込み機能により手軽に査定書が作成でき、本格的な価格査定書を仕上げることができます。
月額利用料:20,000円
初期費用:300,000円
売買管理ソフトの導入を検討している方へ
賃貸に比べ、売買はお客様も即決が容易ではなくなり、やりとり1つで大金が動くので丁寧な対応が求められます。
お客様への対応・提案の時間をつくるために書類作成の時間やポータルサイトへの登録の時間を売買管理ソフトで効率化してみてはいかがでしょうか?
日々のルーティーン作業に時間が多いと感じる方や集客がうまくいっていない方は、これをきっかけに今までの業務フローと売買管理ソフトを利用した際の業務フローを見直してみてください。