そもそもクラウド型とは?
まず、不動産管理ソフトをお探しの方で、クラウド型やクラウドサービスと言われても「クラウドって何?」と思われる方向けにクラウド型の不動産管理ソフトについて説明します。
不動産管理ソフトのサービスの種類には大きく分けると2種類あります。
その2種類とは「オンプレミス型(買取)」と「クラウド型」です。
オンプレミス型(買取)とクラウド型の違い
オンプレミス型とクラウド型の違いは、データの保存場所です。パソコン内にデータを保存するか、24時間監視されているデータベースに保存するかです。
また、オンプレミス型はパソコンやタブレットにインストールする必要がありますが、クラウド型はパソコンやタブレットにインストールする必要がありません。
この2つがオンプレミス型とクラウド型の大きな違いと言えます。
クラウド型のメリットとデメリット
クラウド型のメリットはソフトをインストールする必要がないことです。どのパソコンやタブレットでも特定のURLからログイン情報を入力するだけで利用することができます。さらにソフトのアップデートも自動で行ってくれるため、セキュリティ対策も勝手に行ってくれると考えてよいでしょう。
クラウド型の唯一のデメリットをあげるとすれば、月額費用が発生することです。初期費用だけの会社は少なく、毎月利用料を払う形となります。
しかし、費用は高いとはいえ、それに見合う成果は見込めることでしょう。
費用について詳しく知りたい方は不動産管理ソフトの導入費用をお読みください。
不動産管理ソフトの選び方と注意点
不動産管理ソフトを選ぶ上で、重要になってくるポイントをいくつか紹介していきます。
自社に合った機能のあるソフトを選ぶ
自社の業務に合ったソフトを選びましょう。一概に「不動産管理ソフト」と言っても、賃貸管理向け・売買管理向け・仲介会社向けなど様々な用途と機能があります。自社に必要な機能だけ搭載したソフトを選びましょう。
操作性の良いソフトを選ぶ
どの業務でも利用できるトータルサポートの不動産管理ソフトもありますが、基本的におすすめできません。なぜなら、使わない機能が多いと操作性に欠けてしまうためです。
操作性が悪いと、導入を検討した方なら使いこなすことができても、新入社員や年配の方が、使いこなすことができなければ、会社全体で見た際に業務効率が低下してしまいます。
サポートの充実性
不動産管理ソフトを導入するためには、提供会社によるサポートが必須となります。今までのexcelデータの取込方法やソフトの使い方などをレクチャーしてくれる会社をおすすめします。提供会社によって訪問・リモート操作によるサポートや、会社によってはセミナーも開催しています。
賃貸管理向け おすすめのクラウド型ソフト
ReDocs(リドックス)

おすすめの1つ目はReDocsです。ReDocsは30日間の無料トライアルがあるため、「不動産管理ソフトって言われても実感が湧かない」といった方におすすめのクラウド型の賃貸管理ソフトです。導入セミナーや導入後のトレーニングといったプログラムが設けられており、初心者に優しい賃貸管理ソフトと言えます。
機能
ReDocsの主な機能をご紹介します。下記機能以外にも様々な機能やオプションがあるので、詳しい機能を知りたい方はこちらのReDocsの機能や料金、サポート体制をご紹介をご確認ください。
- 家賃管理・入金消し込み
- 物件情報・契約情報管理
- 契約書類・各種帳票出力
- 精算明細作成・オーナー送金
サポート
ReDocsは電話サポート・メールサポート・Webデモ・30日の無料トライアルといったサポートが充実しています。
Webデモサポートでは、専門スタッフと同じ操作画面を見ながら電話で操作方法や機能の説明を行ってくれます。
料金
ReDocsには4種類のプランが用意されており、初期費用は共通の49,800円となっています。各プランの違いは登録可能な区画数とオーナー数です。
- ライトプラン
- ミドルプラン
- アドバンスプラン
- 個別見積もりプラン
まとめ
まずは無料で体験できるソフトで使用感の確認をしてみるのが良いかもしれません。
導入費用・時間コストも安くないので、心配になるとは思いますが、1年後〜10年後のことを考えると早めに、導入したほうが良いと思いますよ。
不動産管理ソフトのクラウド型について、少しでもあなたの理解が深まると嬉しいです。